日本語エピソード The challenges of caring for women, newborns and reproductive health in post-disaster Tohoku (Japan), with Miyoko Sato

Jackie Steele Diversity rocks innovation! Livestream & Podcast

To watch the full interview on YouTube, click here. Interview starts at [05:00] Subscribe to the show in your favourite podcast player here: Apple Podcasts/Spotify/Stitcher/Google Podcasts English follows the Japanese text. Full transcript follows. 佐藤美代子さんは、岩手県花巻市の助産師さんです。東日本大震災時の妊婦さん、お母さんたちを取り巻く困難の解決支援の活動に取り組み、のちに「NPO 法人まんまるママ岩手」の事業を起ち上げ、政治への働きかけ、行政との連携にいたるまで歩みについてお聞きしました。その歩みの根底には、妊婦さん、お母さんへの思いやり、また女性の人生観についての想いが流れています。 このエピソードでの聞きどころ: 助産師や女性の性の健康の専門性を目指した背景やきっかけ 妊婦さん、お母さんを取り巻く岩手県での環境の実情 東日本大震災時の状況と妊婦さん、お母さん、赤ちゃんを支援する活動 ボランティア活動からNPO法人の起業への歩みと女性の環境改善についての政治、行政への働きかけ 女性の人生観についての想い 美代子さんについて 佐藤美代子さんは、岩手県の花巻を中心に、産後の女性たちのケアのためのNPO法人「まんまるママいわて」を立ち上げて代表を務める助産師さんです。 地域に根付いている家父長制の問題や、高校生時代に見聞きした「援助交際」などを通じて、女性の身体のケアに関心を持った佐藤さんは、助産師(看護師免許+1年で得る国家資格)になり、子育てをしながら働いていました。東日本大震災によって壊滅的な被害を受けた岩手では、産院も罹災し、産後の母子のケアも困難になりました。そうした中で佐藤さんは温泉施設などを利用した福祉避難所に通い妊婦さんへの支援活動を始め、やがて任意団体として「まんまるママいわて」を立ち上げます。現在はコロナ禍で産後うつや夫婦関係の悪化などの悩みを抱えるお母さんたちの体や心のケアに取り組んでいます。 助産師としての専門性の高さ、地域のネットワーク、行政機関や議員へのアドボカシー活動・提言や働きかけなど、インタビューからは佐藤さんご自身の前向きなエネルギーやパワーが伝わってきます。 When Miyoko Sato heard about the tsunami that had destroyed a large part of Iwate …